呼吸器の解剖
鼻腔 ⇒ 鼻咽頭 ⇒ 喉頭 ⇒ 気管 ⇒ 気管支 ⇒ 肺
鼻腔
【鼻腔】
鼻甲介（上、中、下）と、鼻道（上、中、下）、総鼻道の総称
【嗅鼻粘膜】
上鼻甲介とそれに対する鼻中隔
【上皮】
多列線毛円柱上皮＋杯細胞（混合腺）
【副鼻腔】
前頭洞、上顎洞、篩骨洞、蝶形骨洞
喉頭
【喉頭】
・喉頭口 ⇒ 喉頭蓋 ⇒ 室ヒダ ⇒ 声帯ヒダ
【上皮】
・喉頭蓋前後、声帯ヒダ・・・重層扁平上皮（腺なし）
・その他・・・多列線毛円柱上皮＋杯細胞
【喉頭筋】
・横紋筋
【喉頭軟骨】
・６個
・甲状軟骨・・・硝子軟骨
・喉頭蓋軟骨・・・弾性軟骨
【室ヒダ、声帯ヒダ】
甲状軟骨の高さで各１対存在
気管・気管支
【上皮】
・多列線毛円柱上皮＋杯細胞（混合腺）
【表面】
・外膜で覆われる（食道も） ※漿膜ではない！
【気管、気管支軟骨】
・硝子軟骨で馬蹄形
・後部 軟骨を欠く部分を膜性壁（平滑筋）といい
内腔の太さを調節する役割
【気管支】
・第５胸椎の高さで左右に分岐
・垂線に対し角度は、右２４度、左４６度
・右気管支３cmで太い
・左気管支４～６cmで細い
肺
・右葉・・・上、中、下の３葉（容量多）
・左葉・・・上、下の２葉
・上部「肺尖」、下部「肺底」
【上皮】
| 気管支 | 多列線毛円柱上皮 |
| 細気管支 | 多列線毛円柱上皮 |
| 終末気管支 | 単層円柱上皮 |
| 呼吸細気管支 | 単層立方上皮 |
| 肺胞管 | 単層扁平上皮 |
【肺胞】
Ⅰ型・・・小型扁平－呼吸
Ⅱ型・・・大型立方－サーファクタント（界面活性：表面張力低下）
マクロファージ