受験資格
臨床検査技師国家試験は厚生労働省で行っている国家試験です。
そして、以下が受験するための資格です。
「文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した臨床検査技師養成所で3年以上、法第2条に規定する検査に必要な知識及び技能を修得したもの」
基本的には、専門学校や短大、大学等の「臨床検査技師養成所」で臨床検査技師に必要な知識と技能を身に付けることが受験資格を得るための近道となります。
また、医師、歯科医師、獣医師、薬剤師の国家資格を持っている方も受験資格があります。
受験地
検査技師国家試験が行われる場所です。
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県
試験範囲・科目
1.医用工学概論(情報科学概論及び検査機器総論を含む。)
2.公衆衛生学(関係法規を含む。)
3.臨床検査医学総論(臨床医学総論及び医学概論を含む。)
4・臨床 検査総論(検査管理総論及び医動物学を含む。)
5.病理組織細胞学
6.臨床生理学
7.臨床化学(放射性同位元素検査技術学を含む。)
8.臨床血液学
9.臨床微生物学
10・臨床免疫学
受験日・結果発表
検査技師国家試験の試験日は、年に1回、他の医療系資格試験と同じように毎年2月に開催され、3月末に結果が発表されています。
試験はマークシート方式。午前午後にそれぞれ100問(150分)ずつ、合計200問の試験ですが、ボクの場合は午前も午後も結構時間が余ったくらいなので、時間は余裕があると思います。余った時間でマークの間違いがないか、凡ミスしていないか、なんてことをチェックしてもまだ時間は全然残る。ここで、やっぱりコレ変えようなんてことをすると、だいたい痛い目に合うことがおおいので、悩みどころの問題は最初の勘を信じて。。
試験の回答の仕方は、以前は5択だったのですが、今は「2つ選べ」というような問題もありますので、やっぱり難しくなっているようです。どんどん新しい内容も増えていきますし。
ともかく、試験が終わると、普通は学校に戻ってすぐに「答え合わせ」をしますので、取れているだろう点数がほぼ正確にわかります。
国家試験の合格ラインは120点とされていますので、模擬解答と照らし合わせて自分の得点が合否の分かれ目「120点前後だった!(例えば123点だったとか・・)」 という場合は、約1か月間、ずぅ〜とドキドキして過ごすということになります ^^;
でもまぁ、終わってしまったものはしょうがないので、何かで気を紛らわすしかないのですが。。
臨床検査技師 国家試験の合格率
近年における臨床検査技師国家試験 合格率です。
受験者数(人) | 合格者数受験者数(人) | 合格率 | |
---|---|---|---|
弟56回 | 4,060 | 2,753 | 67.8% |
弟57回 | 3,959 | 2,652 | 67.0% |
弟58回 | 4,012 | 3,027 | 75.4% |
弟59回 | 4,095 | 3,162 | 77.2% |
弟60回 | 4,148 | 3,368 | 81.2% |
弟61回 | 4,298 | 3,528 | 82.1% |
弟62回 | 4,400 | 3,363 | 76.4% |
弟63回 | 4,739 | 3,729 | 78.7% |
弟64回 | 4,829 | 3,828 | 79.3% |
弟65回 | 4,817 | 3,620 | 75.2% |
国家試験の合格率は毎年厚生労働省から出されていますが、臨床検査技師は70%台の年が多いようです(新卒者は約90%)。受験した10人に7〜8人が合格するということですが、これは受験した人数に対する合格率です。
・・・??
例えば、第65回では試験の「出願者数 5101人」、「受験者数 4817人」となっていて、出願はしたけど受験していない方が300人くらいいます。一般的に学校は国家試験の合格率をできるだけ上げたいので、合格できそうな生徒しか卒業できない(させてくれない(または卒業はさせるけど、国家試験は受けさせてくれない)という学校が多いのです。なので、大学なら4年生、専門学校や短大なら3年生の70〜80%が国家試験に合格しているということではなく、国家試験を受けることができた方の中で7〜8割の合格率になります。
学生数からみたら、実際はもっとずっ〜と少ない数字になるはずですね。
ですから、学校選びの時は合格率だけで見るのではなく、最終学年の在籍数と合格者数を見た方が良いと思います。合格率は高いけれど、在籍者に対してそもそも受験者数が少ないという学校はいかがなものかと思ってしまいます。